ガム

その昔、とある変わったガムがありました。
それはリンゴ味でもミント味でもなく、
なんと香水の味(香り?)。
僕がそれに初めて出会ったのは小学生のとき、
お菓子とは思えない金色のエレガントなパッケージに惹かれ手にしました。
僕はそのとき、家に帰るまで待ちきれずにその場であけて食べてしまいました。
口に入れた瞬間に鼻を突き抜ける金木犀の香り。
そう、それはまさにトイレの芳香剤オトナの味・・・
僕は一枚食べてすぐに虜になってしまいました。
朝起きたらまず香水ガム。目覚めもすっきり。
歯磨きをして、ご飯を食べて、学校へ行く前に香水ガム。
これでお口のにおいも気にならない。
学校へ行って、休み時間に香水ガム。
見つからないように隠れて食べるガムの味はまた格別。
学校が終わって放課後に香水ガム。
帰りの空に浮かぶ夕日も鮮やか。
家に帰っても香水ガム。夕食後にも、寝る前にも香水ガム。
1年365日香水ガム。何枚食べたかわかりません。
いつの間にか消えてしまいましたが、復活することを願っています。










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うそだと思ったでしょ?
ほんとなんだなぁ、これが。
まぁかなり脚色してありますが。
イブと言って今ではもう見かけなくなってしまいましたな。
今日後輩に話したら誰も知らなかった。
ジェネレーションギャップなのかね・・・w
ってかもうちょっとうまく書きたかったー。
国語力無いねーw